WORKS
メンテナンス / 堺市南区
コンセントから火花が出たから直ぐに見てほしい
ある住宅で「コンセントから火花が出たので見てほしい」との緊急のご依頼がありました。
現場に駆けつけた電気工事士が調査したところ、コンセントの配線部分にホコリが溜まり、
さらに電線の被覆が剥がれている状態でした。
今回の住宅は築40年ほど経過しており、施主様によると「コンセントカバーが浮いていて
完全にはまっていなかった」とのこと。その隙間から細かなホコリが侵入し、火花が発生する
原因となっていました。
また、壁紙(ビニールクロス)は静電気を帯びやすく、ホコリを吸着しやすい性質があるため、
こうしたリスクを助長していた可能性も考えられます。
このような状況では、**剥き出しの銅線部分にホコリが溜まり、漏電や発火を引き起こす
「トラッキング現象」**が発生しやすくなります。これは、経年劣化した住宅で特に注意すべき現象です。
今回のケースでは、剥き出しになっていた電線を適切に処理し、新しいコンセントに交換することで
安全対策を実施しました。幸いにも火災には至りませんでしたが、放置していたら大惨事につながる
可能性がありました。
築年数が40年以上経過した住宅では、電気配線の劣化が進んでいます。コンセント周りの点検や
電線の交換を定期的に行うことで、火災のリスクを未然に防ぐことができます。
住宅も人の身体と同じように、定期的なメンテナンスが必要です。適切な管理と予防策を
講じながら、大切な住まいを長く安全に使い続けましょう。
CONTACT
家づくりのこと、
ぜひお気軽にご相談ください。
受付時間:9:00~17:00 (日祝除く)